デジャヴ。
二週間前の雨の土曜日
子猫を保護しました。
お店の入り口の隅でちいさく丸まって
母猫を呼んでいたのか
誰かに気づいてほしかったのか
小さなからだからは想像できないくらい
大きな声で鳴いていました。
8年前の同じ10月の雨の日に
同じ場所で保護した猫がこてつです
小説みたいな話だけれど。
ご存知の方もいらっしゃるかと
思いますが我が家には
こてつ、カナヲ、百合子という先住猫3匹。
時々くる猫いすず。
もう猫は飼わないと決めていました。
後先考えず保護、受診。
名前をしげると付けました。
一緒にごはんを食べて遊んで眠って
こてつの息子みたいに過ごしていたある日
家族に迎えたい方がいると
夫から話がありました。
子どもたちは泣いて嫌がったけれど
命がつながり
家族になりたいと言って下さる方に
こんなにも早く出会えたことは
本当にしあわせだと
話をしました。
本日お迎えに来て下さり
さよならをしました。
大切にしてくれる人に出会えて
良かったと心から思っているのに
寂しいです、とても。
誰かのしあわせを願うことは
優しいことだけではないかも。
ちょっと痛いです。
我が家に
愛しい時間をありがとう。
ずっとずっと
君がしあわせでありますように。
こてつみたいに
懐の深い男になれよ。
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